安くてお勧めの自動車保険は?車両保険はどうする?

自動車保険の選択

車をお持ちの方が毎年,考慮する点は自動車保険の更新です。

もちろん,引き続き同じ自動車保険で!という方もいれば,
少しでも安くて良いサービスを受けれるに乗り換えたい!という方もいます。

自動車保険自体は事故や車が破損したときなどでないと,
あまりお世話になることがありません。

保険会社によっては受けれるサービスも異なりますし,
保険料もプランごとにかなり変わるので,
私はその人が自分に合った保険会社を選択して決めるのが一番良いと考えています。

こう言うと元も子もないように思えますが,自分で理解して,納得して選択するのが一番なのです。

山ワサビ

保険料は高いけど,色々なサービスもついている。
よし,これぐらいの保険料を払っても納得できる!

ぽこ

サービス自体は他よりも少ないけど,とにかく保険料が安い。
でも補償自体はしっかりついているからこの会社にしよう!

考え方は人によって様々ですので,何を望むかで選ぶと良いしでしょう。
補償内容で決めるのか,保険料で決めるのか,大きくはこの2つになると思います。

今はどの保険会社もかなりサービスが良いですし,対応も丁寧なところが多いです。

以前は対応が悪いとか評判が悪い保険会社もありましたが,
今そんな対応やサービスをしてしまうと皆さん保険を乗り換えてしまうので,
サービス自体は全体的にかなり向上していると思います。

ではそのことを前提とした上で,保険料金を安くしたいという方には,
どの保険会社が良いのかをご紹介いたします。

また自動車保険を契約する際に,車両保険は付けるべきか?
という点も保険料金のカラクリの視点で少し紹介したいと思います。

※個人的な経験に基づく視点から記しますのでご了承ください。

どの自動車保険会社が安くて良いのか?

先にも述べたように,結局は自分が納得して選ぶ保険会社が一番なので,
それを前提にさせて頂ければと思います。

これまで私が契約してきた保険会社は,

あいおいニッセイ同和損害保険,ソニー損保,
イーデザイン損害保険,SBI損害保険になります。

乗り換えの順番としては,以下になります。

あいおいニッセイ同和損害保険
↓↓
ソニー損保
↓↓
イーデザイン損害保険
↓↓
SBI損害保険

ですので現在はSBI損害保険になります。
とにかく保険料金を安くしたいならSBI損保になるのかなと思います。

その時はソニー損保もイーデザインも安いと思ったて契約したのですが,
色々調べていった結果,SBI損保が一番安いということに気づきました。
そして,その料金に見合う契約内容となっているので個人的に満足しています。

実際にどれぐらいの保険料なのかと言いますと,年間で15,370円になります。
下記は昨年の契約内容と保険料になります。

今年も同額なので,ひと月で計算したら1,280円になります。
車両保険は付いていませんが,とにかく安いのが分かります。

もちろんゴールド免許で,20等級,26歳以上補償が適用されている内容ですが,
SBI損保の安さに魅力を感じて,私は現在この保険会社にしています。

車両保険なしで,ここまで安くなる保険会社は他にはありませんでした。
この料金での補償内容にも納得しているので,満足しています。

では次は,自動車保険で付けるべきか迷う車両保険に関してです。

車両保険は付けた方が良いだろうか?

車両保険は付けるべきなのか?迷うこと実際あります。

なんの根拠も提示せずに「付けた方がいいよ!」という方も結構います。
わたしも若い時に,そのようにいう人がいて迷ったことがありました。
親御さんなども車両保険は付けなさいという方も多いですね。

でもこれは,自分がどんな車に乗っている人なのかということで,
かなり変わってくると考えています。

まず車両保険を付けるべき人は,以下になります。

  • 高級車に乗っている人
  • 新車で車を購入した人(購入してから2年間ほど)

まず高級車に乗っている方は車両保険は必要だと思います。
またそのような方は車両保険を十分付けれるだけの経済力もあるので,
これは間違いなく付けた方が良いでしょう。

高級車は破損したときのパーツ代金や修理代もかなり高いので,
迷うことなく車両保険は付けましょう。これは間違いありません。

もう一つは新車を購入した方です。
新車を購入された方は最初の2年間ほどは車両保険を付けた方が良いと思います。

車の状態がかなり良い状況の中で,万が一大きな破損などが生じたときに,
車両保険に入っていることは安心感もありますし,実際守られます。
でも,車両保険を付けるのは最初の2年か3年で良いと思います。
新車の期間を過ぎたら,車両保険は外して良いでしょう。

外して良いという理由は自動車保険の保険料金のシステムが関係しています。

例えば車両保険付きの保険に入っており,
20等級で月に3,000円ほど保険料を払っていたとします。

ある時に事故を起こして車が破損し,その修理に15万ほどかかることになり,
車両保険を適用して修理代を支払うことになりました。

その時は,車両保険に入っていて本当に良かったと感じるはずです。
しかし,その後あることに気づきます。

車両保険を使ったことによって,
次の契約時にノンフリート等級(事故有係数適用年数)が大幅に下がってしまいます。
最高の20等級だったものが,1事故で3等級下がり17等級になってしまいます。

等級が下がるとどうなるかと言いますと,
次年度の保険料金がグンと上がってしまうのです。

20等級で年間3万円の保険料だった場合,
3等級さがり17等級になると次年度は約5万円になるのです。

しかもこの等級が再び20等級に戻るためには,
無事故で4年経過しなければ20等級に戻ることはありません
その間ずっと高い保険料金が続いていくことになります。
これは保険会社を乗り換えても,等級は変わらないので厄介なのです。

ですから世の中ではどんなことが起きるかと言いますと,
せっかく車両保険に入っているのに,事故や車が破損しても等級を下げないために,
今回は車両保険を使わないで自腹で修理費を払う人もいるのです。
そうなるともう本末転倒になってしまいます。
車両保険を付けている意味は?ということになります。

高級車を維持している方はそれぐらいの保険料の差異は問題ないと思います。
でも3年ほど乗った軽自動車やファミリーカーであるならば,
車両保険を付けずに,何かあったときに自腹で修理する方が,ずっとお得なのです。

実際私も新車を購入して車両保険を付けていました。
ある時バンパーを破損してしまい,結構な修理になったので喜び勇んで車両保険を使いました。

その時は良かったのですが,
翌年の契約更新時に等級が3等級下がり保険料がグンと上がってしまったのです。
これには唖然として,車両保険は付ける意味がないなと判断しました。

車両保険を付けるより車に何かあったときのために,
10万円プールしておく方が良いと思い,今は実際にそうしています。
10万円あれば,ファミリーカーなら大抵は直りますので。

ですから,車両保険を付けるかどうか迷うなら,
上記を少し参考にして頂けるかもしれません。

車両保険を付けるのは,以下に該当す場合です。

  • 高級車に乗っている方
  • 新車で車を購入した人(購入してから2年間ほど)

上記に該当しないのであれば,積極的に車両保険は付けなくてもよいと思います。
安易に車両保険を活用すると等級地獄にはまってしまいます

私は実体験から,上記以外の場合は車両保険は付けなくてもよいと判断しています。
その代わり,何かあったときのために少しお金をプールしておくことをお勧めします。

まとめ

自動車保険がどこが良いのかは,本当に人それぞれです。
ただ自分が何を希望しているのかを見極めて,納得できる内容の保険会社にしましょう。

保険料で選ぶならSBI損保が安いでしょう。

また車両保険の有無に関しても,個人的な意見になりますので参考までに。

意外と車両保険のシステムを教えてくれる人がいないので,
今回はそのからくりについて少し解説させて頂きました。
少々分かりずらかったかもしれませんが・・・。

でも一見良いと思えるサービス補償の裏には,
その恩恵を受けるだけの代償も後からしっかり付いてくるものです。

そのことを見落とさないようにしましょう。

再び元の等級に戻るまでの4年は結構長いですから・・・。

参考までにして頂ければと思います。