FIELDOOR ワンポールテントを買ってみた-8人用大型テントの設置とキャンプ感想

ワンポールテントを買ってみた!

昨今アウトドアブームとなっており,
キャンプ用品の品ぞろえもより充実してきています。

私たちもブームになる前から,
ずっと年に数回キャンプを楽しむアウトドア好きです。

これまで長年愛用してきたテントは,
山善キャンパーズコレクションでしたが,
今回ずっと気になっていたワンポールテントの購入を決めました。

ぽこ

ワンポールだなんて,お洒落キャンパーか。

山ワサビ

・・・そんなつもりはないよ。

買ったのはこちらのワンポールテント8人用↓↓

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テントの中での過ごす時間も考えて,
今回は大型の8人用のテントを購入してみました。

他のワンポールテントが3万円以上するのに対して,
このテントは比較的手ごろな価格でした。
FIELDOORなので,おそらく大丈夫かなという感覚で購入しました。

実際にテントを立ててみての,また使ってみての感想を紹介します。

なぜワンポールテントにしたのか?

そもそもなぜ今回はワンポールテントを購入したのでしょうか。
幾つか理由があります。

1)テントの中でまっすぐ立つことができる。

今までのテントはドーム型で5人用のそれなりに大型のものでしたが,
やはり高さが低いので若干かがみ気味になる傾向がありました。

テントの中で快適に過ごすことを考えると,まっすぐに立てるということは大きいです。
かがみ気味になると,テントから出ることを常に考えてしまうんですね。
寝る以外でテントの中に居続けたいとは思わなくなります。

山ワサビ

まっすぐ立てるとやっぱりいいよね。

一方でテントの中で立てると,テント自体の居住空間性が増します。
快適に過ごすことができるようになりますし,ある程度の広さがあると尚更そうなります。

2)一人でテントを設置できる。

ドーム型のテントではどうしても2人でなければ設置できません。
ポールを両サイドからグッと押し上げる作業はひとりでは無理があります。
※以前に一人で自力でドーム型の大型テントを立てましたが,疲労感が半端なかった・・・。

一方でワンポールテントは一人でも設置ができます。
一応今回のワンポールテントも二人で設置することを勧めていますが,
一人でも余裕でテントを立てることができました。

ぽこ

テントは簡単に立てれるのが楽でいい。

テントを張るのは力仕事になるので,できれば男一人で建てたいところです。
またテントを一人で張れると作業を分担できますし,
妻も全く疲れないでキャンプを楽しむことができます。

3)ワンポールにちょっと憧れた・・・。

最後の理由は単純に,ちょっと憧れがあったという点です。

わたしは今流行りのオシャレキャンパーではありませんが,
以前からずっとワンポールテントには憧れがありました。

ワンポールテントとか,ゲルタイプのテントにです。
テントと言えばドーム型が主流の中で,
ワンポールテントはフォルムが何とも言えない味わいがあります。

山ワサビ

ミーハーと思われるかもしれないけど,やっぱりちょっと憧れるよね。

また今回は8人用ですのでかなりの大型になりますが,
実際に張ってみましたら,ちょっとした建物感がありました。

そんなちょっとした憧れからも今回購入に至りました・・・。

今回キャンプした場所は,・・・畑の中。

今回キャンプをしたのは自分の畑です。
北海道は現在緊急事態宣言中なので,
込み合うキャンプ場はなんとなく避けたい思いがありました。

そこで思いついたのが畑でのキャンプ。
周囲500mの範囲内に民家もなく視界も遮られているので,
畑の横のスペースなら気軽にキャンプできると考えました。

ぽこ

郊外だから本当に周りに何もない。畑だけ。

水とトイレがない,というデメリットがありましたが,
水はタンク2つを持ち込むことで確保し,
トイレは見えないところに穴を掘って用を足すことにしました。

車も人もほとんど来ることのない場所なので,
トイレ事情はそれで何とか解消することができました。

ただし民家もない場所なので,街灯もありませんし,
それなりに野生の動物もいる場所なので少しの不安もありましたが,
結果としては大した問題もなくキャンプを楽しめました。

実際にテントを立ててみる!-グランドシートを敷く

テントを立てたのは畑にある栗の木の下あたりにしました。
適度に日よけ効果も得られる場所で,車からも近い場所です。

まずはグランドシート代わりのブルーシートを2枚敷きます。
以前のテントでも使用していましたシートなのですが,
これを敷くか敷かないでは全く違うので,グランドシートは必須です。

結構,テントを地面に直に張る人もおられますが,
グランドシートは地面からの湿気を遮ってくれますし,
テントの地面に接する面を綺麗に保つことができるアイテム
です。

山ワサビ

グランドシートを敷かないと,荷物の下部がびちゃびちゃになることも・・・。

ぽこ

朝起きてから気づくこともあるから,最悪だよ。

専用のグランドシートは結構高いですが,
ブルーシートやシルバーシートでも十分,グランドシート代わりになるので,
一枚購入しておくことをお勧めいたします。

でもいつも使用しているブルーシートは3m×3mと,
2m×2mの2枚だったのですが,たぶん絶対はみ出るであろうと予測していました。

案の上,全然足りないぐらいのサイズなので,
少しブルーシートをずらして床面をなるだけカバーできるように設置しました。

テントの大きさが縦横約5mサイズになるので,
5.4m×5.4mのシートが必要であることが分かりました。

このサイズの正規のグランドシートはさすがにないので,
ブルーシートかシルバーシートの購入が必要です。

テントのパーツ

ワンポールテントは設置が非常に簡単なだけあって,
パーツ自体も非常にシンプルな構成になっています。

ひとまとまりになっていたテントをばらしてみると,
以下の写真のようになりました。

  • インナーシート
  • フライシート
  • テントポール 1本
  • ロープ 10本
  • ペグ 10数本

これだけです。
ドーム型のテントはポールだけでも数本ありますが,
さすがワンポールというだけあって,ポールは1本だけ。

山ワサビ

パーツが少ないことに驚き!

直径5㎝ほどのポール1本でテントを支えていく構造です。

キャノピー用のポールは付属されていなかったため,
キャノピー用のポールだけ別途購入しました。

普段は2人でのキャンプが多いので,
タープではなくキャノピーを活用しています。
キャノピーは丁度2人が収まるサイズなのでわたしは気に入っています。

テントを立ててみる

まずはインナーシートをグランドシートの上に敷いて,入口の向きを調整します。
先ほども言ったっとおり,思った以上に大きいテントなので,
しっかりカバーできるグランドシートが必要です。
今回は端部分がどうしてもはみ出てしまいました。

インナーシートの位置が決まったらペグで先にテントを固定します。

その上にフライシートをかぶせて入口の位置を調整し,
先ほどのインナーシートを固定したペグにフライシートも固定します。

そうすると下記のようになります。
シートを広げて位置を調整し固定するだけなので一人で問題なくできます。

ペグにインナーシートとフライシートを固定。

この時点ではテントはぺちゃんこのままとなっています。
ここから付属のテントポールをテントの中に潜り込んで,
立てるだけでほぼテントが完成になります。

ですので位置の調整とペグ打ちが終わると,
あとはテントポールを立てるだけでテントができます。

テントに潜り込んでテントポールでテントの天井を押し上げるように持ち上げ,
垂直に立ったらテントの下部に固定します。これで完了。

下記のようになります。

あとはフライシートをロープで張りペグ打ちをするだけ。
完成はこちら。※所要時間約1時間

山ワサビ

慣れたら30分ぐらいで立てれるんじゃないかな。

ぽこ

早く立てれたら,すぐに中で寝れるから助かる。

テントの中の写真を撮るのを忘れましたが,
8人用だけあって驚きの広さと開放感になっていました。

真ん中にテントポールがあるので邪魔になるのかと思いましたが,
ほとんど気にならず,全面十分に広さを確保できます。

セミダブルのエアーベッドを片側に設置しても,まだまだ余裕の広さがあります。
8人用となっていますが,たぶん寝袋10人ぐらいは寝れるとスペースがあります。

8人用のテントを2人で使うことになるのですが,
非常に空間が広いので動きやすいのが助かります。

キャンプの様子

実際のキャンプの様子はこちら。
全然オシャレキャンプなど意識していませんし,
道具類も最小限にし,なるだけコンパクトにしています。

かまども作っていましたが,
愛用の2人用BBQコンロを使いました。
かまどは夜に焚火を楽しみました。

ぽこ

今回のキャンプは今までで一番お金がかからなかった。

山ワサビ

人もいないし,周りも気にしなくていいから最高だね。

キャンプ場では諸々料金がかかって3,000~5,000円ほど取られますが,
今回は自分の畑なので料金は0円。

食材だけの購入費用でしたので,
トータルで2,000円ほど
で行うことができました。

野菜は畑から収穫できるので野菜は現地調達しました。
アスパラとネギだけですが,それだけでも十分です。

近場なので実家の家族も招待し夜ご飯は4人で食べましたが,
思った以上に快適なキャンプを楽しめました。

反省点

唯一の今回の反省点は,夜にキャノピーを閉じなかったこと

今回初めてワンポールテントを使用したので,
構造をあまりよく理解していなかったのですが,
インナーシートが通気性をよくするため上部がメッシュ加工になっていました。

この状態でキャノピーを開けたまま寝ると,
ほとんど外で寝ているのと同じ状態
になり,・・・寒いです。

寝袋で寝ながらなんでこんなに寒いのか?と思っていましたが,
朝起きてから原因が分かりました。

山ワサビ

人間は寒くても疲れてたら寝れるっと初めて知ったよ。

ぽこ

そうだね,そうやって人は凍死するんだろうね。

寝る時はきちんとキャノピーを閉じないとかなり寒いです。
真夏でしたら開けたままでも問題ないでしょうが,
まだ夜間や朝が冷え込む時期にキャンプする際にはキャノピーは閉じることをお勧めします。

そう考えると,朝露を避けるための小型タープも必要かもしれません。

ワンポールテントとキャンプの感想

今回はワンポールテントについてとキャンプについて紹介しました。

購入したワンポールテントは思った以上に良かったです。
値段はそれほど高くないのですが,しっかりした作りになっており,
広さも高さも十分で,見栄えもシンプルで満足
です。

山ワサビ

8人用で2万円を切るワンポールテントもあまりないよ。

ぽこ

コスパは高いと思う。あとは耐久性だね。長く使えればいいけど。

設置は全て一人で行いましたが,
初めてでも1時間かからないでテントを張れました。(慣れたら30分ぐらいでもできそう)
ドーム型テントより,はるかに簡単に設置できました。

そして私自身も初めての試みでしたが,今回は畑でのキャンプでした。
これも思った以上に良かったです。

とにかく人目がないので,開放感が半端ありません。
水とトイレは準備すればよいだけですね。

夏になると暑さと虫が多くなるので,それがちょっと考えどころです。
今回は緊急事態宣言中なので,思いついた案でしたが,
秋ごろにまたやってみようかなと考えています。

街灯が周りに一切ないので星も本当にきれいでした。

隣の木にはアカゲラが巣を作り,
せっせとヒナに親鳥が餌を運んでいました。
その姿に癒されました。

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