インターネット契約の注意点-キャッシュバックの落とし穴

コロナ過でネット環境を改善

ネット環境は本当に大事ですね。

ネットが安定しないと仕事も満足にできなくなりますし,
ネットを介したコミュニケーションも満足に取れなくなります。

特にこの一年コロナ過で仕事やプライベートでも,
ZOOMやTeamsを使う機会が格段に多くなりました。

以前よりもネットを利用する機会が増えましたし,
使うネット容量自体(ギガ数)も以前より断然増えています。

これまでは使い放題のモバイルWifiを使っていたのですが,
「3日間で10ギガを超えると低速になる」,
という縛りでネットが遅くなり,回線が不安定になることが度々ありました。

この制限が意外とストレスになっていることに気づき,
ネットの安定環境確保のため光回線に変えてみることにしました。

ニューロ光も気になっていたのですが,
地域が対象外だった為,光回線の導入となりました。

当然そうなると,どこで契約するのかということが課題になりますが,
目に入るのはどの会社も前面に押し出しているキャッシュバックです。

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などの広告が沢山目につくのでどこが良いのか正直混乱します。

・・・で,結局私が選んだのは大手のソフトバンク光でした。
実は以前にソフトバンクに非常に納得のいかない対応をされ,
もう二度と関わりたくない!と決めていましたが・・・。

その出来事から数年が経ち・・・,住む場所も変わり・・・,
今回も色々経緯があってソフトバンク光になってしまいました。
結果,今のところ満足しています。

それで今回はネット環境を改善するにあたって,
インターネット契約時に気づいた様々な問題を紹介します。

またキャッシュバックの意外な落とし穴もありましたので記したいと思います。

楽天ひかりの対応の悪さについて

以前記事にもしましたが,私は楽天ポイントを貯めているので,
はじめは楽天ひかりに申し込む方向で進めていました。

付与されるポイントも多くなりますし,
1年間の月額料金もかなり安くなるためメリットが大きかったのです。

住居には光回線は来ていましたが,光コンセントがなかったので,
工事が必要ということを伝えて,やり取りを進めていたのですが,
その工事が2週間後と約束していたのに,直前で3週間後になり・・・,

いざ3週間後になったら業者が来ず,
問い合わせたところオペレーターは謝りもせずに,
業者を再度手配するということになりました。

その時点で「・・・ん!?」と思ったのですが,
その業者の工事がその時点からさらには1か月後に手配というのです。

さんざん待った挙句に,さらに工期が伸びるという事態,
あまりの不手際と謝罪しない態度にこちらもさすがに物申しました。

オペレーターにあまりの不手際とこの対応の悪さはいかがなものでしょうかと尋ねると,
オペレーターが態度に急変しました。
クレーマーと認定したかのような態度になったのが分かりました。

オペレーターの態度の太々しさがはっきり感じ取れたので,
その場で即全て申し込みをキャンセルすることにしました。
その際も全く悪びれずに「はい,そうですか~」という態度には人間性を疑うほどでした。

後で楽天ひかりに関して調べたところ,
ネット状況も不安定でオペレーターの対応も悪いという口コミが多く見つかり,
契約しなくて本当に良かったと思いました。

楽天も手を広げ過ぎていて,オペレーターの教育も十分ではないのかもしれません。
顧客側からすると一番大事なところだと思うんですが・・・。

今は楽天ひかりもIpv6を導入し速度も環境も安定しているようですが,
仮にあの時点でそうであったとしても,あのオペレーターの対応では絶対申し込まなかったと思います。

そんな経緯で楽天ひかりはキャンセルになりました。
このこともあって,もう大手の安心して申し込めるところにしようと決めました。

ソフトバンク光に申し込むことに・・・

それですぐに大手の光回線を調べたところ,
集合住宅価格で価格が安かったのでソフトバンク光に申し込みました。

とにかく早くネットを整えたかったので,
これまでの経緯を伝えたところすぐに対応してくれることになり,
工事とネット開通もスムーズに進みました。

開通までの2週間の間もソフトバンクエアーを無料で貸し出してくれたので,
その間のネット環境もかなり改善され,満足のゆくものでした。

ソフトバンク光の口コミを見ると,
良い評価と同様に悪い評価もある程度出ていますが,
悪い評価はどの会社もオペレーターの対応が絡んでいるケースが多いです。
またネット環境の不安定も悪い評価の要因となっています。

ネット環境の安定性とオペレーター対応。

大抵はこの2つが顧客側が注目する要因となっています。

私が言うことではないですが
これらがいかに大切であるかもっと深く認識してほしいところです。

キャッシュバックの落とし穴について

ソフトバンク光にも契約時にキャッシュバックがついていたのですが,
このキャッシュバックのシステムがどこも正直分かりづらいです。

料金が安くなるという点は大きくアピールされていますが,
注意書きの※が小さく書かれており,その内容も分かりづらい場合が多いのです。

内容も実際に契約してみて,初めて理解できることも少なくありません。

下記もそのような一例です。

決して虚偽の内容を表示しているのではありませんが,
普通に見ると1年間の月額料金が2,080円になるんだなと思います。
そう思ってしまっても仕方ない表示だと思います。

でもそうではないのです。
「月額実質」と書かれているのがミソになります。
キャッシュバック等が適用された場合,
「結果として実質的には月額この料金で使用しているいうことになりますよ」と謳っているのです。

ですから引き落とされる月額料金は4,180円ということです。
キャッシュバックはされますが,月額料金が安くなるわけではありません。
下の※にそのことが記されているのですが,正直わかりづらいのです。

またこのキャッシュバックの申請自体にも落とし穴があります。
今回申請して初めて落とし穴があることに気づきました。

まず私の場合,キャッシュバックするにあたって,
契約会社から一度限りのキャッシュバック申請メールが届きました。

このメール,一回しか送付されません。
ですからこのメールを削除してしまったりすると,もうアウトです。
キャッシュバック申請できなくなってしまいます。

またそのメールにはキャッシュバックを申請する申請フォームがついているのですが,
そのフォームから申請できるのは,申し込み月を含む10か月後になります。
すぐに申請できるわけではなく,「10か月後に申請してね」ということです。
実際にこのように記されていました。

「※申請月以外はログインできません※(申請月は申込月含む10ヶ月後になります)」

つまり契約してから10カ月後でなければ申請できず,
しかも10か月後のひと月の間を過ぎてしまうと申請できなくなってしまう
のです。

ですからうっかりその月に申請するのを忘れてしまったら,それもアウトになります。
メールをしっかり保存し,契約10か月後の月に忘れずに申請しならないのです。

この時,私は気づきました。

会社側としてはできれば顧客にキャッシュバックしたくないので,
忘れてくれることを顧客に期待しているのだなと思いました。

実際,本当に意識していないと簡単に忘れてしまうからです。
10か月後に「今月はキャッシュバック申請月ですよ」というメールもありませんので。

さらにキャッシュバックが適用されるには契約時にアンケートに答えていることや,
必要書類を忘れずに添付することなども求められています。

キャッシュバックの申請も色んな条件を乗り越えて,初めて適用されるようにできています。

私は絶対に忘れないようにスケジュールにメモしていたので忘れませんでしたが,
そうでなかったら申請を忘れていた可能性は高いと思います。

幸い今回申請した結果,キャッシュバックされることになったのですが,
キャッシュバックしてもらうのも簡単ではないことに気づかされました。

きっと高額のキャッシュバックに惹かれて申し込んだものの,
キャッシュバックされず・・・という方も多いのではないかと思います。

インターネット契約時のキャッシュバックは魅力の一つですが,
何もしないで勝手にキャッシュバックされるようなものではありません。
気を付けないと簡単にこの落とし穴に落ちてしまいます。

会社側としてはキャッシュバックしない方がおいしいですから,
積極的にキャッシュバックについて細かく教えてくれるわけではないのです。

これから契約されるという方も,キャッシュバックの落とし穴には是非注意してください。

貰えるものはきちんと手順を忘れずに踏んで,確実に貰うように致しましょう!