やれることは自分でやってみる―オイル交換編
なるべくお金をかけない生活を心がけていると,
やれることは自分でやろうという考え方になっていきます。
直せるものは,自分で直す。
やれることは業者に頼まず,自分でやる。
作れるものは,自分で作る。
そんな思考パターンになっていきます。
とは言え,そのための技術や道具なども必要な場合もあるので,
文字通り何でも自分でできるわけではありません。
しかし自分で色々やってみるようになって分かったことは,
意外とやろうと思えば,何でもできるということです。
やり方が分からなくてもYOUTUBEに大抵はやり方を教えてくれる動画があります。
道具をそろえるなどで若干の初期投資は必要になりますが,
長い目で見ると業者にお願いするよりずっと経済的になったりします。
今回はそんな自分でやってみたシリーズになりますが,
その一つである,「車のオイル交換」について紹介していきます。
ここではオイル交換の方法を紹介するのではなく,
業者に頼んだ場合と自分で行った場合,
どれぐらい値段に差が生じるのかを具体的に紹介いたします。
オイル交換は業者に頼むべき?自分でやるべき?
まずはっきり言うと,オイル交換を2000円以下でやってくれる業者や
知り合いの車屋さんを持っているなら,迷わず今後もそこでオイル交換しましょう。
2,000円以下でオイル交換してくれる業者はかなり良心的!
稀に非常に良心的な値段でオイル交換してくれる車屋さんがあります。
オイルを大量に一括購入しており,作業も簡単なのでかなり安くやってくれるところもあります。
自分でオイル交換してもほぼ同額程度なので,ならば業者一択で正解だと思います。
もし定期的にしているオイル交換の値段が3000円以上になっているなら,
多少手間がかかっても自分で作業した方が安く上がります。
また自分で車をメンテナンスできると何かあったときに役立ちます。
ちなみに私の場合,オイル交換はイエローハットで行っていました。
会員になり工賃も無料だったのですが,気づいたらオイル交換代が4000円を超えるようになっていました。
以前はオイル交換は3000円ほどで,エレメント交換もお願いすると5000円ほどだったのですが,
今は気づいたらオイル交換だけで4000円を超えるようになっていました。
「いつもと同じで」とお願いしていたら,いつの間にか高いオイルを入れられていたようです。
それでいい機会だと思い,自分ででオイル交換を行うことにしました。
わざわざ店に行かなくても,家の駐車場で交換できるので助かります。
時間的にもそれほどかからないし,特別な技術も必要になりません。
車のメンテナンス作業のレベルとしては,「簡単」に入ります。
やったことがないと敷居が高いように思いますが,
作業に必要なものは全てホームセンターで手に入ります。
工具をそろえるのに初期投資だけ少しかかりますが,
それ以降はオイルと必要ならエレメントの購入になるので相当安くなります。
店舗でやった場合と自分で交換した場合の価格の差は?
オイル交換に必要なものは以下になります。
- エンジンオイル
- オイルフィルター(エレメント)
- ドレンパッキン
- メガネレンチ (レンチでも代用可)
- オイルフィルターレンチ
- オイルパン(オイル処理BOX)
- オイルジョッキ
この中で家にある可能性が高いものはメガネレンチ(レンチ)だけかもしれません。
それ以外は購入する必要があります。
まず毎回購入が必要なのは,以下の3つになります。
エンジンオイル,オイルフィルター(2回に1度交換),オイル受け(オイル処理BOX)
エンジンオイルはホームセンターでオイル粘度の同じものを購入します。
私は同じ粘度のオイルで最も安い4Lで1600円ほどのものを購入しました。
※値段の高いオイルも沢山ありますが,ファミリーカーなので安いものを選んでいます。
安くてもきちんと定期的にオイルを交換すれば問題ないとのこと(車屋さん談)
エレメントは楽天やアマゾンで購入できるので,自分の車種に合ったものを購入します。
エレメントは500円ほどから購入できます。(イエローハットだと2000円ほど取られていました)
オイル処理ボックスはホームセンターで250円ほどで売っています。
エレメントの購入を含めて,計2350円ほどになります。
エレメント交換がなければ,2000円以下で交換できます。
イエローハットで交換する値段より半額になるわけです。
上記は都度購入が必要なものですが,
オイル交換する際に必要な工具をそろえるといくらぐらいになるでしょうか?
※工具類は1度揃えると基本的にずっと使用できます。
ドレンパッキン(10個入150円 ホームセンター購入)
オイルフィルターレンチ(1200円 ホームセンター購入)
※フィルターレンチはオイルフィルターを外すための工具。
オイルジョッキ3L(600円 ホームセンター購入)
無ければメガネレンチ(ダイソーで100円で販売)
この4つが工具として必要になりますが,上手くいけば2000円ほどで揃えられます。
私は近くのホームセンターでこれらを購入しましたが,
ホームセンターのプライベートブランドの商品でしたので安く揃えられました。
ネットで購入しても同額程度になるはずです。
初期投資と言ってもこの程度なので,ハードルは高くありません。
以降はオイルとエレメント,処理BOXだけの購入になりますし。
それで店舗でオイル交換をした場合と,
自分でやった場合の価格の差を比べてみますと・・・,
イエローハットでオイル交換した場合 ⇒ 約4,200円。
※エレメント交換有の場合,約6,200円。
自分でオイル交換した場合 ⇒ 約1,850円。
※エレメント交換有の場合,約2,350円。
自分でオイル交換を行うと,半額以下になるということになります。
初期投資に必要な工具類も業者で2回オイル交換をしたとすれば十分元を取れます。
これだけ価格に差が出ますので,
自分で行えるなら自分で行った方がお得という結論になります。
作業自体は1時間もかかりません。
慣れていない最初の交換時だけ,ちょっと時間がかかるぐらいです。
また先ほども述べましたが,
オイル交換を2,000円ほどで行ってくれる業者があるなら,
価格に差がほとんどありませんので,業者に頼む方が良いでしょう。
まとめ
オイル交換は自分で行ったら,かなり安く交換することができます。
ただし,安くオイル交換をしてくれるところがあるなら,そこにお任せしましょう。
普段,当たり前のように店舗に行って行うオイル交換も,
自分で交換するなら,それだけで意外と節約できます。
作業自体のやり方はYOUTUBEで出てきます。
自分の車種とオイル交換で検索すれば,
自分の車のオイル交換の方法がきっと出てくると思います。
やれることは業者に頼まないで,自分でやる。
今回はオイル交換を自分でやった場合についてでした。